内蔵OneDrive機能が動作しない、遅い場合
または 内蔵Box機能が動作しない場合の対処法
内蔵OneDrive機能はMicrosoftのライブラリを使用しています。しかし、セキュリティの関係、Microsoft Intune(MS365組織管理)やMicrosoft Authencator(認証アプリ)を同時に使用している場合、TouchJWv2に内蔵されているOneDrive機能が動作しない現象を確認しております。
また、セキュリティの関係以外にもブラウザのクッキーの情報が欠落する場合にOneDrive機能とBoxの機能が動作しない現象を確認しております。
何しろ、原因がセキュリティ機能の関係ですので、細かい原因を突き止めることは不可能です。
対処法は「ファイル」アプリで
TouchJWv2はiOS標準のファイル選択機能を搭載しています。OneDrive機能とBoxの機能が正常動作しない場合、開くメニューの「DocumentPicker」を使います。
まず、下準備として、Microsoft OneDriveアプリや、Boxアプリをインストールします。それらにログインします。ログインまでの手順は各アプリの説明をご覧ください。
「ファイル」アプリを開きます。トップレベルの画面で、右上の三つの点のボタンをタップします。
「編集」をタップします。以下の画面になります。「場所」でインストールされているOneDriveなどが表示されます。表示させるOneDriveの右側のチェックをオンにします。
そして、「完了」をタップします。
以上で基本的な設定は終わりです。
あとは、TouchJWv2の、開くメニューから「DocumentPicker」をタップし、OneDriveなどの場所を選択し、目的のファイルを探し開いてください。
また、内蔵OneDriveはファイルの選択後にファイルをダウンロードを開始します(ダウンロードのオーバーヘッドがかかる)、DocumentPickerを使う場合、ファイルをあらかじめデバイスにダウンロードすることが可能です。
これはOneDriveアプリでフォルダやファイルを選択し「オフラインで利用可能にする」をオンにすることで、事前にデバイスにダウンロードし、素早く開くことが可能になります。