3DObj変換機能とは リファレンス
3DソフトやBIM,CGソフトが多くサポートするのがObj形式のファイル形式です。普段ですと3DソフトやBIM,CGソフト独自のファイル形式を使用しますが、3DソフトやBIM,CGソフトでは、いくつかの交換するのに便利なファイル形式があります。
2DCADなどではDXF形式が多く使われますが、3DソフトやBIM,CGソフトでは複数の目的に応じたファイル形式が存在します。
その中で比較的扱いやすいファイル形式がObj形式です。
TouchJWv2はこのObj形式を読み込み、二次元のJw_cadデータに変換する機能を実装しています。
TouchJWv2の3DObj変換機能で生成できるデータ
平面図、天井伏図、東西南北立面図、東西南北展開図、の6面の立面、平面などが生成することができます。(本機能は無料で使用できます。)
Obj形式はプログラㇺを作るプログラマの間では「中間コンパイルオブジェクトファイル」というイメージが強いので、ここでいうObjファイルは混同しないようには3Dを頭につけて3D-Objと呼ぶことにしました。
3D-Objを二次元に変換すると意味がないかと思われますが、例えば、室内全体を撮影したLiDARデータを展開図の元データにすることが可能です、
以下にこの機能の使用方法を解説していきます。
ファイルを選択する画面で、拡張子がObjのファイルを選択し読み込むと、3DObj変換機能のビューに遷移します。3DObj変換機能のビューはに画面に分かれており、下と右が操作ビュー、上と左が結果ビューとなります。青丸白抜き右矢印は、元のTouchJWv2の標準画面に戻ります。「Help」をタップするとこのページが表示されます。
各ビューの左上には、水色のボタンがあり、このボタンをタップするとメニューのオープンとクローズが可能です。
まず、Objファイル読み込んだあと、操作ビューで壁面などに合わせて直角水平にします。図面で北が上と同じようにTouchJWv2でも画面の上を北としています。
操作ビューの「回転ボタン」をタップすると回転モードになります。(次の画像)
これで操作ビューを一歩指でドラッグすると、指に合わせて平面が回転します。壁などが垂直水平になるように指で合わせます。回転ビューになると垂直水平のグリッドが表示されます。このグリッドに合わせてください。数値で回転するには、「回転ボタン」を長押しします。60進数を入力することで数値による回転が可能です。
初期画面では断面図モードになっています。このため操作画面では断面図用のスライダーが表示されています。しかしLiDARデータは都合よくこちらの思った範囲のデータをスキャンしあせん。このため、処理対象とするデータを指定する必要があります。ここで「範囲指定モード」に変更し明日。「#(範囲指定モード)」のボタンをタップすると、たくさんのスライダーが表示されます、このスライダーボタンをドラッグすると処理範囲以外のデータがグレー表示されます。
このデータで必要なデータ範囲を指定します。(画像は作業ビューを全画面に設定し、範囲指定モードで必要データの選択をおこなっているところ)
生成可能なデータは前述の通り、6面のデータ、東西南北、平面、天井伏と、室内や外径を構成する面です。(展開・立面の切り替えも可能)
まずは、この動画で、大まかなイメージを掴んでいただければと思います。(動画の2分4秒からが説明です。)
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